SOYOCAFE 南相馬

概要

INTERPLAYは、東日本大震災と津波の影響を受けた南相馬市の地元コミュニティの支援を続ける「NPOオペレーションブレッシングジャパン」により運営されているコミュニティセンター「Soyocafe」の店舗リニューアルプロジェクトに関わりました。

大きな被害をもたらした2011年の東日本大震災の復興作業が今も続いており、その一環として、子供たちが安全で清潔な環境で遊べるスペースを提供することを目的に作られました。

INTERPLAYの役割は、コミュニティの更なる活性化と発展を促すため、共有空間を使いやすく、活気あふれる場所に変えることを目指しました。
地元の人々が集まり、交流できる空間を創出すること、それがコミュニティの一部となり、地元の生活の一部となるよう努めました。

子供の「教育」「遊び」を通じて、家族の「交流」が活性化される空間を設計

子供たちの創造性と想像力を高める教育スペースを目指し、「遊び」、「交流」を軸にしたエリア設計を目指しました。その結果、カフェテリア、ミュージックステージ、プレイグラウンドなど、様々なイベントが提供できる多目的な空間デザインを提案することができ、子供同士の触れ合いだけでなく、家族やスタッフとの触れ合いを図る導線をもつソーシャルスペースが実現しました。

内装デザインのコンセプトは「開放感のあるグリーンガーデン」。

スペースを壁で仕切らず、カウンター通路、植物、棚をセパレーターとして使用し、カフェテリアユーザー(親)と遊び場ユーザー(子供)の関係性を保ちつつ、より広々とした空間を実現しました。

福島県の自然を表現した、やわらかな抹茶グリーンを基調としたデザインを意識しました。また、ブランドコンセプトに合わせたロゴ制作も行いました。

PROJECT TEAM

Project Owner: 国際NGO特定非営利活動法人オペレーション・ブレッシング・ジャパン

Project Direction: 鎌倉彬

Concept Development: 鎌倉彬

Space Planning: 鎌倉彬

Visual Direction & Design: 鎌倉彬

Photography: 鎌倉彬

鎌倉 彬

アートディレクター、デザイナー

 

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