LIVRER’s Laundry Net 360°

概要・背景

「LIVRER」は、シルク・ドゥ・ソレイユの舞台衣装をはじめ、国内外のトップアーティストが衣装のクリーニングを依頼するお店が展開するオリジナルランドリーブランドです。

茂木兄弟によって設立された「LIVRER YOKOHAMA」は、次男の茂木康之さんがアパレル業界で経験を積み、長男の貴史さんがオーガニックコスメ業界での専門知識を活かしており、今ではSNSでも「洗濯ブラザーズ」としても親しまれています。

「人にも洋服にも、環境にも優しい洗剤を作りたい」という想いをもとに、彼らのナチュラル洗剤は、洗濯物、人々、そして環境への配慮を大切にし、おしゃれを楽しみながらも持続可能な社会への貢献をミッションとしています。

INTERPLAYは、洗濯ブラザーズが次々と生み出す新商品や展示会で使用される印刷物など、ブランド全体のディレクションとデザインを包括的に手掛けています。異なる意見や方向性が交錯する環境でも、要素を巧みに取り入れつつ、ブランド全体に一体感を持たせることが私たちの挑戦です。


新商品「Laundry Net 360°」の開発・デザイン

今回開発を手掛けた「Laundry Net 360°」は、愛着ある服を永く楽しむための新しい洗濯アイテムです。洗濯ブラザーズは、今後のクリーニングのあり方を変え、家庭での洗濯するライフスタイルの拡張を目指し、アイテムの機能、素材、デザインに徹底的にこだわり、その思いを形にしました。

今回の課題は、洗濯によって洋服が摩擦で損傷することを防ぐための洗濯ネットの役割。その結果、洗濯ブラザーズはサーフィンでも使用されるクロロプレーン素材に特別な設計の「ハニカム構造」を施したことで、衣類同士の摩擦による劣化や毛玉の防止、型崩れの発生を最小限に抑えることを実現しました。

ロゴ、パッケージデザインやプロモーションに向けての画像や動画制作をディレクション

新商品「Laundry Net 360°」を通じて、LIVRERのファンにも新たな価値を提供し、同時に新規顧客を獲得するチャンスも生まれます。今回は特に商品の背後にあるストーリーやデザインの価値、使い方などをしっかり伝える必要があり、プロモーションに特に力を注ぎました。

ロゴやパッケージは、顧客が商品と初めて接するエレメントでもあり、「LIVRER」の世界観を維持しながら、独自的なフォントやイラスト、配色を特別にデザインしました。また、洗濯機のドラムをイメージした筒状のパッケージを採用し、商品を美しく包装することができました。

さらに、ビジュアル画像や動画など、さまざまなメディアで効果的に伝えることができるように、フォーマットやユーザーに合わせて世界観や使用シーン、プレゼンテーション方法を調整し、幅広い層の顧客が受け入れやすいユニバーサルなプロモーションを実現しました。

また、日本の海岸環境の保護を目的とし、国際的な規模で活動しているNGOサーフライダーファウンデーションと連携し、当商品の売上の一部を寄附することを決定しました。長く洋服が使い続けられるような商品の開発に留まらず、商品が環境とどう関わっていくかを重視し、環境に配慮した製品作りに取り組んでいます。

取り組み内容

・ブランド戦略

・プロダクトデザイン

・パッケージデザイン

・コンテンツ制作

・ロゴ制作

・動画撮影

Credits

社名 : 株式会社バレル

代表 : 代表取締役 茂木 康之

所在地 : 〒224-0013 神奈川県横浜市都筑区すみれが丘20-2

URL : https://livrer.co.jp/

 

PROJECT TEAM

Project Owner: 株式会社バレル

Project Direction: 鎌倉彬

Design: 鎌倉彬
Creative Director: 
ナタ アグネス

Operation: 渡邊進太郎

鎌倉 彬

ディレクター/デザイナー

 

ナタ アグネス

クリエイティブアドバイザー

渡邊 進太郎

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