REVIVA TSUNASHIMA SHAREHOUSE

概要

現代から遡ること100年前。「東京の奥座敷」とも呼ばれた綱島は温泉地として栄え、数多くの人々が足を運びました。

現代では温泉地という名はありませんが、豊かな自然と、雄大な鶴見川が流れており、新たな開発プロジェクトが進行する話題の街です。

 

今回は、そんな綱島の新しい暮らしに『寛ぎ』を提供したシェアハウスのリノベーションを担当しました。

課題

シェアハウスだからこそ、単なる住まいではなく、異なるバックグラウンドや興味を持つ人々が集まる共同生活の楽しさと機能性を最大限に引き出すことが重要でした。

 

特に、共有スペースや個室の配置やデザインに工夫を凝らし、決まった予算を守りながらプライベートとソーシャルコミュニケーションをサポートする環境創りが課題でした。

解決策

シェアハウスの価値を高めるポイントは、充実した共用スペース。「自然」と「寛ぎ」をコンセプトに、天窓から入る自然光と、窓から見える川の景色を活かしながら、入居者の触れ合いが生まれやすい空間をデザインしました。同時に、インテリアデザインやカラーパレットにも配慮し、綱島のエリアの特徴とアイデンティティを反映する空間づくりを目指しました。

 

メインフロアのラウンジには、綱島の自然を室内でも感じられるように、緑と木目調のアースカラーを取り入れ、大きなL字ソファと小上がりを配置し、コミュニティに属しながら、一人の時間も大切にできる環境を整えました。

綱島のシンボルマークでもある『鶴見川』の景色を見渡しながら、ゆっくり読書を楽しんだり、お昼寝をしたりするスペースが生まれ、キッチンではアイランドキッチンを採用し、ハウスメイトとの会話を楽しめる環境にしました。

 

また、入居者とって一番重要な個室には十分な面積を確保し、壁一面にペグボードを設置しました。思い出の写真を張ったり、絵を飾ったり、入居者が自由にアレンジしてカスタマイズしやすいつくりになり、お部屋の使い方の幅もぐっと広がりました。

その他の廊下や階段スペースも一切無駄にせず、便利な収納スペースなどを用いてデザインしました。

結果

綱島シェアハウスは新しい共同生活のスタイルを提案し、多様なライフスタイルを求める人々にとって魅力的な空間が生まれました。

取り組み内容

・コンセプト設計

・WEBサイト制作

・空間デザイン

・パッケージデザイン

・撮影

PROJECT TEAM

Project Owner: REVIVA

Project Direction: 鎌倉彬

Space Design: 鎌倉彬

Engineer : 草野大輝

Shooting: 渡邊進太郎

鎌倉 彬

ディレクター/デザイナー

 

渡邊 進太郎

撮影

草野 大輝

エンジニア

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